最近Freenetに大きな発展があったようだ。
一つはFreetalk。これまでは外部のアプリケーションが必要であった掲示板の機能がFreenetの公式プラグインとして動作するようになった。一部のBBCodeが利用できるため、リンクや画像の貼り付けなども行えるようになった。(尚、投稿後に、なかなか自分の発言が表示されないのはこれは正常な動作で、投稿した後にMessages waiting to be sent: 0となっていれば正常に投稿は完了している。これは検閲耐性を高くしたFreenetである所以。掲示板のリストの更新などに関しても検閲耐性重視になっているため、普通の掲示板等のシステムに比べると遅め。)
以下の画像はFreetalk内に設定されたjpn.madoka_magicaというボード内の画面写真。このように画像を貼り付けることができるようになっているが、これらの画像はリンクとして表示することもできるようになっている。(不快な画像を予期せず表示しないため。)画像は個別にFreenetのアップローダからアップロードする。
また、公式プラグインではないものの、Sone(リンクは要Freenet)と呼ばれる機能がある。こちらはFacebookのようなソーシャルネットワーク機能。(相互認証ではないのでスタイル的にはTwitterに近い。)他の人が書いたことにコメントもできるし、Likeもできる。AJAXを使用したシステムで非同期的に処理される。
ブログ型のシステムが必要な人のために、Floghelperというものも公式プラグインとして入っている。これを使うとFlogというFreenet上のブログが簡単に作成できるようになる。
Flog自体は以前からあるものの、Floghelperはその作成と管理を簡単にしたものになる。デザインもテンプレートを作成して好みどおりに書き換えることが可能。
全くテンプレートを指定しない場合はこんな感じになる。
以下の画像はFreenetの開発者によるFlog。
これらのシステムの裏で動いているのがWoTプラグインというもので、これが他人の信用度を集中的に管理している。すなわち、PGPなどのWeb of Trustと同じように掲示板などで評価を上げたり下げたりすることができ、それぞれのIDに対しての評価が確認できるようになっている。(尚、これはIDとは言っても匿名性がキープされる2chの所謂トリップみたいなものなので、このプロフィールは複数作成し、使い分けることもできる。)すなわちスパムを投げつけているようなアカウントはその評価が当然低くなるため、表示されにくくなるという仕組み。はじめる当初ではスコアが低いため、相互CAPTCHAを使用してある程度はWeb of Trustを広げることができる仕組みになっている。
尚、自分のWoTアイデンティティーは以下のとおり。
USK@r66L3Zo0tfeYoXPu0fhAHTYtfrDCvPyH2gFO7P1uSL4, TbwPPNO4sXJeYRqi0XVuWK0489X70YwUcaDUevB8eVk, AQACAAE/WebOfTrust/2
これを追加してしばらくするとSoneのKnown Soneに出てくると思うのでフォローしてやってください。(Soneを有効にしてしばらくつないでいる人はUnsignedIntで検索すると出てくるかも。)
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