2010年12月30日

オススメGoogle Chrome拡張

自分用のメモを兼ねて、なんとなくいつも使っているお勧めの拡張なんかをリストしてみる。


名称Chrome OS対応説明
AutopagenizeGoogle検索結果や複数のページの記事を自動読み込みしてくれる拡張。
Chromed BirdTwitterクライアント。シンプルながらも高機能。
Lastpass Lastpassと連携して動く拡張。Chrome OSでは他環境のバイナリ機能付きのものは動作しないのでChrome Web Storeからダウンロードする必要がある。
Clip to EvernoteEvernoteにクリップするための拡張。
Facebook for Google ChromeFacebookの通知などを表示。
PinboardPinboardにリンクを追加したり検索したりするための拡張。
Google Chrome to Phone ExtensionAndroid携帯に閲覧中のページを送信する拡張。
Tweetdeck拡張機能ではなくてアプリケーション。TweetDeckのChrome版。普通の使用には使いにくいので上記のChromed Birdとの併用がお勧め。
Google SSL Web Search内蔵の検索エンジンのプリセットにSSL経由での検索を加える拡張。
Screen Capture×ページのスクリーンショットを取るための拡張。プラグインが必要なのでChrome OSでは非対応。

2010年12月14日

Google Cloud PrintとChrome OS

Chrome OSはその方式上、プリンタのドライバなどを持っていないのですが、そうするとどのように印刷するかというとGoogle Cloud Printという方式を使うようになっています。これはクラウドを介してプリンタに印刷命令を送る方式で、方式的にはPDFを印刷命令とともにプリンタに送るような形になります。将来的にはGoogle Cloud Printのネイティブ対応をGoogleは提言していますが、現在はそのようなものは市販されていないため、Google Chromeに付属するクラウド印刷プロクシ、と呼ばれるプログラムを介してGoogle Cloud Printを介した印刷を行うことになります。
今回そのビデオ撮影をしてみました。

この手の紹介ビデオには慣れていないので拙いですが……。

2010年12月11日

Chrome OSノート「CR-48」ファーストインプレッション

Chrome OSノートである「CR-48」が到着。
CR-48 Box
こういう箱に入って届きました。CR-48の本体写真などは他の人が各所にアップしているのでググッてください。(笑)
基本的に起動してから使用環境に入るまでは非常に早くデスクトップ用のGoogleで使用している拡張機能などの環境があっという間に同期されました。
Blank screen
一つ予想外だったのは日本語が問題なく使用できること。
Japanese Input System for Chrome OS
Google日本語入力はまさにこのために開発がされていたわけですので、もちろんある程度は予想範囲内でしたが、それでもアウトオブボックスで多言語が扱えるようになっているのは予想外でした。
Google日本語入力のオープンソース版であるmozcは現在WindowsやMac向けに公開されているものとは内容が違うそう(取り外されている部分)があるとの事ですがCR-48に入っているのはそういったものが入っているのかはまだ検証していません。そのうち検証してみます。
しばらく使ってみて、割り切ったシステムですがちょっとした出張などであればこれで十分いけそうです。オプションの3G体系も2年間は毎月100MBまで無料。いくつかのプランが用意されていましたがいいと思ったのは9.99ドルのデイパスプランがあったこと。出先でどうしても必要、という場合には便利そうです。とはいえ、ネットが必要であればスタバ行ったり、Boingo対応のアクセスポイントに行けば事足りるわけですが。

Chrome OS上のGoogle日本語入力について
恐らく入っているのはWindows/Mac坂同等のものだと考えられます。ブログでオープンソース版mozcで取り外された機能として郵便番号の変換とカタカナからアルファベットへの変換がどちらも機能しているので。

2010年12月8日

シルファ語Anywhere for Google Chrome

シルファ語 on the Webはすでにウェブ上で動作するウェブアプリだったのでChrome Web Storeにも登録しました。シルファ語Anywhere for Google ChromeはGoogle Chrome、及びGoogle Chrome OSで動作します。(後者はテストしてませんが動作するはずです。)

2010年12月6日

涼宮ハルヒの憂鬱、AMラジオ

前にツイートした、AMラジオなんですが、レビューをしようと思っていたのですが……できなくなりました。
DSCF3153
一応経緯を。シアトル日本語補習校では定期的にPTAが古本市を開催しています。多数の本が安価に手に入り、非常に助かるイベントで、毎回のように参加して山ほどの本を安価に購入しています。
で、この本もその会場で売られていたもので、付録付きの新品雑誌が2ドル(付録なしは1ドル)で売られており、その中にこの雑誌もありましたので購入しました。
ところが……持ち帰って開けてみると……。
空っぽというか、ダンボールの輪が二本入っていただけ。
DSCF3154
DSCF3155
これ、実際に定価(680円だから、恐らく10ドル超えるはず)で買った人がこんなだったら涙目ですね。
一応ラップされていたので、もしかしたら全部から取り外されていたのか、ただ単に不良品にあたったのかは謎ですが、まあ、スッキリしない結果となりました。((まあ、FCCの非認可機器を「普通に」販売するのは問題なので、その対策で全品から抜き取った可能性はなきにしもあらずです。個人的には「アマチュア無線用機器」としていろいろ試してみる予定でした(笑)))ただ、もし全部から取り外していたのであればこれを流した会社(数冊以上あったので取り扱い数の規模から想定して恐らくシアトルの紀伊国屋)はそのことを伝えていなかったのか、非常に気になる問題です。(この場合、普通に販売していてこういう問題があったらどういう対応を取ったのかは謎。)
まあ、一応開催者であるシアトル日本語補習校のPTAには連絡を入れ、今後気をつけるとの回答は得ているのですが、まあ、もともと680円の品を2ドルで買ったわけですからあまり文句は言えないものの……でもスッキリしない。
ということで、残念ながらいろいろ考えていた、遊んでみたり、改造してみたりする、レポートはできなくなりました。申し訳ない。

2010年12月2日

聖地巡礼がしやすくなったGoogle Earth 6?

Google Earth 6はStreet Viewがインテグレートされているので所謂聖地巡礼もしやすくなっているようです。キーで移動しながら次々とビューが更新されていくため、あたかもその街を歩いているような感覚で使うことができます。これ、表示に3Dポリゴンに貼りつけたテキスチャーのような形で表示されているのですが、SVカーに搭載されているというレーザー測量機の情報を使用しているのかもしれません。
もう一つこれで優秀な点というのがマップオブジェクトの情報をオーバーレイできる点。
例えば、マーカーの表示をすることができます。(以下の例は「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希のアパートの舞台)
Google Earth Street View and Market Overlay
表示できるのはマーカーだけではなく、例えば線などのパス情報も表示できます。(以下の例は「涼宮ハルヒの憂鬱」の通学路ライン)
Google Street View - Path Overlay in Google Earth
データソースとしてはこれを使用することにより聖地巡礼の下見や、バーチャル聖地巡礼ができるのではないかと思います。データソースとしては手入力の情報のほか、Google Mapsからの情報を使用できます。例えば、上記の場合は涼宮ハルヒの憂鬱舞台マップからダウンロードした情報を使用しています。
Google Earth 6は専用ページからダウンロードできます。

2010年11月28日

hClipprファイル頒布サービスでのラブひなの配布

hClipprファイル頒布サービスJコミで配布されているラブひな全14巻のファイル(高解像度版)の再配布を開始しています。
この再配布は各ファイル内の利用ガイドにて再配布を自由に行ってよいとの旨を以て行っています。
現状BitTorrent経由で配布を行なっておりますが、Freenetへのアップロードも実行中です。(サイズが800メガ以上ありますのでまだ時間がかかります。)
少ないとは思いますが、ラブひなが規制される国もあるかもしれませんのでそういった国にお住まいの方はFreenetよりダウンロードいただけると思います。
また、BitTorrent版ですがマルチファイルTorrentですのでクライアントの機能に依存しますが、全14巻をダウンロードするか、または特定の巻をダウンロードすることが可能となります。(正直、現状公式サイトのダウンロードシステムが使いやすいとは思えないので、BitTorrentでのダウンロードの方が効率いいと思います……というか、再配布も自由というのであれば回線使用料なんかも安くなるので、ぜひ公式でも率先して使った方がいいと思うのですが。)

2010年11月5日

Blenderの間接照明機能

現在、Blenderの2.5系はベータフェーズに入っているのですが2.54から実装されている間接照明の機能が面白い。
何が出来るかというと、照明オブジェクトを使わずにオブジェクトの光を照明として使うことができます。
つまり次のような画像ができます。
Indirect Lighting Scene in 50MP
この画像では照明オブジェクトを一切使わずに間接照明のみを使用しています。
以前よりBlenderには似たような効果を実現する機能としてラジオシティ機能があったのですが、この間接照明機能はラジオシティに比べると柔軟に使用できる機能です。特徴としては……。

  • オブジェクトの色を反映させた照明をすることができる。
  • ミラー、透明効果などと組み合わせることができる。
  • テキスチャの色も照明に使用できる。

暗い部屋のシミュレーションなどいろいろと面白いことができると思います。

2010年10月28日

いじめと教師の対応

Twitterに下記のようなのを書いたのですが。

この表現は正論というか、非難するのであれば先生はいじめにどう対応しろって言うんだろ。いじめているやつに「やめろよ」とでも言えばやめると思っているのか? こういうのを叩く人に限って「いじめられるやつに原因~」とか的外れなことを言うw http://goo.gl/hhlp

ニュースはいじめ男児を学級通信で非難 2ちゃんでは教諭に共感相次ぐという記事
いや、ほんと、みんな教師に何求めてるのか、すごい気になる。
体罰も与えることもできないし、キツい表現使ってでもちょっとがつんと言わないといじめなんかなくならないですよ。
問題となった表現というのがこれ。
「言葉は悪いがバカなんじゃないかと思う。或は相当な心の病を抱えているとしか言いようがない」
確かに前置きしているように「言葉は悪い」けど「バカなんじゃないか」というのは的確な観察だと思うし、「相当な心の病」を抱えているという指摘はごもっとも。そもそも「○○菌」なんて人を呼ぶようないじめというのは陰湿なもので、やっている側に普通に注意してもそれこそ教師の目の見えないところで続けるようになります。そういう意味では表現はキツイにしても真正面に問題をスピーディーに表面化させたこの教師の対応はほめられるものだと思います。教師でもひどいのになると知っていながら無視したりするのもいますからね。
「インターネットでは、いじめの指導のことと表現のことを一緒に考えているのではないでしょうか。うちとしては、子どもを傷つけてしまう表現は、注意しなければいけないと考えています」(学校教育課)
そもそも、人をいじめている連中というのは多少傷つけられないと何が悪いのかもわからない。「子どもを傷つけてしまう表現」とか呑気なことを言っている間にいじめられている側はその数倍の苦痛を体験しているかもしれないし、下手すると自傷行為や自殺なんかにつながる問題です。それこそ程度によっては毎日死ぬ思いで学校に来ている場合もあることを認識しているのか。
本当にこういう悠長なことを言っている人は「いじめられる側にも問題があるから注意して対応しなければいけない」、そうでなければ朝会か何かで「いじめている人も悪いですが、それを無視している他のみんなも悪いです」などという意味不明なことを言うわけです。少なくとも集団で寄ってたかっていじめる日本のいじめは「いじめられる側にも問題がある」の論理は通用しませんし、後者はただの放任だと思います。(まわりの人も悪い、という論理はクラスにリーダーシップをとれる人がいれば自主的な浄化が機能する余地があるけど、特に学校環境なんかではリーダーってのは能力よりも人気なので、リーダー格の生徒もいじめに荷担している可能性が高い。)
昔ならともかく今はこういう場合、教師がとれる手段は非常に限られています。体罰はもちろんだめだし、普通に注意しても改善しないかもしれない(というより、この教師も日常的な注意はしていたでしょう)、親に連絡したところで「自分の子はいじめない」と考える親も多いし(こういう傾向は昔からありましたから、モンスターペアレンツが騒がれる今ではもっとひどくなっているでしょう)、いじめに関しては当事者ではない親が注意したところで親が見ていないところでいじめは継続します。
このケースでは名前は伏せて非難したということですから、この教師はいじめている生徒を名指しで晒し者にしたわけではなく、要は「いじめているやつは格好悪い」ということをわかりやすい表現で指し示しただけですよ。
表現について内部でどう話し合うかは別として、この教師が生徒やその親に対して謝罪するということであればそれは愚かな対応だと思います。

2010年10月19日

カナダ・バンクーバー旅行ログ

16日(土)~17日(日)とカナダはバンクーバーへ旅行に行っていました。オリンピックが開催されたあのバンクーバーです。
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国境(map:x-122.755982y49.002081)は午前10時31分に通過。国境通過後数分後に持ち込んでいたIC-91ADを使用してVA7ICMレピーター(440MHz帯のB)にD-Starで呼びかけてみました。N7IHレピーターや日本のレピーター(まあ、日本のレピーターは恐らく時間的には反応がないのが当たり前でした)では反応がなく、普通にしばらく呼び続けているとオンタリオ州のVA3UVより反応が。レピーター側からみて電波状態があまりよくなかったようですがしばし会話。ちなみに米国とカナダは相互協定があるのでリージョン(バンクーバーの場合はVE7)をサフィックスとして指定することにより問題なく運用できます。
11時39分にリッチモンドにある白玉蘭餐館(map:x-123.134977y49.165018)へ到着。小籠包がスープがたっぷり入ってておいしかったです。
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食後、バンクーバー市内に向け出発。午後1時半頃に到着した滞在先はYWCA(map:x-123.112887y49.278410)。ちなみにYWCAですが男性でも問題なく泊まれます。市内にあって便利がいいのですが、セキュリティは厳重。エレベーターも滞在階にしか止まりません。(考えてみるとキッチンやランドリーなど他の階にしかないアメニティがあるはずだけどどうやってアクセスするんだろう、使わなかったので不明。)
その後自転車でスタンレーパークに向け出発。ほとんど雲のない晴天の中、サイクリングを7時前まで楽しみました。
Vancouver Bike Ride GPS Log
回ったのはスタンレーパークの周りを大きく回った後、バンクーバー市内を南下して、グランビルアイランドのカフェ(名前は失念、map:x-123.133755y49.272122)でコーヒーとアイスクリームで休憩、キツラノビーチ公園方面へ向かって折り返し、橋を渡りホテルへと戻るコースでした。
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その後、夕食のため、自転車で名前がそのままの洋食屋(map:x-123.134893y49.291718)へ向かいました。
食後は聖火台(map:x-123.117945y49.289042)を経由してガスタウンのGuu(map:x-123.110377y49.284703)へ移動。さらっと言いましたが、正直、この時点でかなり足に来てました。4速以上にすると足が回らない状態。前を行くイライアス・おちゃわん夫妻は平然な様子で走ってました、さすが。(笑)・・・・・・もっとタフになりたいものです。
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焼酎を楽しんだ後はホテルへの帰路へ。
次の日は図書館近くのドーナツ屋(map:x-123.117028y49.279837)で朝食をとった後にホテルをチェックアウト、そしてブックオフ(map:x-123.118942y49.284386)に向かいました。
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何を買ったかはご想像にお任せします。(笑)
その後はヤオハン(map:x-123.133710y49.186533)をしばし散策した後に麒麟(map:x-123.137703y49.169760)で飲茶。その後青山コーヒー(map:x-123.132812y49.183978)で一服後、国境に向け出発。
その後免税店(map:x-122.736008y49.004262)を経由して帰路へ。
全行程300マイル以上、うち自転車25.3マイルのカナダ・バンクーバー旅行でした。

2010年10月13日

シルファ語Anywhere

*1286961543*
以前、シルファ語ブックマークのページに置いていたシルファ語変換フォームをGoogle Web Toolkitに移植しましたが、それを一歩推し進めて、デスクトップ向けにも(とはいってもJavaだけど)に移植したのでページ名やサイトを変更し、シルファ語Anywhereにリニューアルしました。これまであまりJavaは真剣には触ってなかったのですが(昔仕事の書き捨て用のツールをNetbeansで組んだことはありますが)、SWTやらSwingやらを触ってみました。Googleよりリリースされている、Windows Builder Proを使う場合、SWTの方が開発しやすいけど汎用性はSwingの方かな、という感じでした。(クロスプラットフォームを考えるとSWTは「移植できる」というようなものだけどSwingはそのまま動かせる、という前提になっているようです。)Java Web Startもいじってみましたが、コピー、ペーストがあるせいで証明書をつけないといけないので、オレオレ証明書です・・・・・・すみません。

2010年10月4日

報道の自由を放棄したマスコミ

CNNにChina accused of invading disputed islandsという記事がある。内容は尖閣諸島に関して、東京や他の6の都市でデモがあったという内容。写真も掲載されているし、CNNの国際ニュースになるぐらいだから日本はさぞ大きく取り上げているだろう、と見ると全く取り上げられていない。
その無視ぶりはGoogle Newsで抗議 渋谷尖閣 抗議渋谷 デモなどで検索してもごく小規模のメディアを除き、出てこない。(米国太平洋夏時間標準時2010年10月4日0時49分現在)
つまりこれは完全に何らかの統制が働いた結果であると考えない方が不自然であるわけで。マスコミが報道しないというのであれば、マスコミは報道の自由を放棄したと言えるし、国がマスコミに対して統制しているのであればそれはファシズムであり、もはや日本は民主主義国家ではない。
マスコミの使命は国の圧力の有無に関わらず、また、そのどちらの主張が正しいか関わらず、このような事件が起こったことを広く報道することであり、それができないのであれば世論操作と思われても仕方がないし、マスゴミと叩かれても仕方がない。

この記事にはSecondary Channelがあります。
USK@G9W7jXEa6o0M0o256rPwZ-DemcKV03K80dgNVzLKy~8,MI554eK1Sm~nDBKIBtE9N-TVIml0NDsx6-6ixfm2q70,AQACAAE/main/12/20101004/index.html
ローカルで標準ポートの8888に設定されている方はこのリンクでもご覧になれます。
閲覧にはFreenet 0.7.5が必要です。
尚、上記が動作しない場合は-1エディションによる検索をお試しください。(しばらく時間がかかります。)
USK@G9W7jXEa6o0M0o256rPwZ-DemcKV03K80dgNVzLKy~8,MI554eK1Sm~nDBKIBtE9N-TVIml0NDsx6-6ixfm2q70,AQACAAE/main/-1/20101004/index.html(リンク

2010年9月28日

米国で政府によって復号不可の暗号が使用禁止に?

New York Timesの記事U.S. Tries to Make It Easier to Wiretap the Internetによると米国で来年にも政府が盗聴不可能な暗号の使用を禁止し、暗号製品にバックドアの設定を義務づける法案がオバマ政権により準備されているというニュースが取り上げられています。Wiredの記事FBI Drive for Encryption Backdoors Is Déjà Vu for Security Expertsに、より詳しい解説や暗号研究者の意見などが載っています。
基本的には1990年代に米国政府が行ったことの繰り返しなわけですが、当時でさえ問題にされ、結局は破棄されたコンセプトですが、特に現在の社会において暗号は基盤として重要な役目を担っており(そうでないとネットで買い物なんかできないです)時代に逆行する動きであることは確かです。バックドアが必要とされることによりイノベーションが阻害され(Skypeなんてものは存在できなくなるでしょう)、またそのバックドア自体が悪用され、セキュリティリスクとなる可能性すら出てきます。
来年の話ということで、まだ詳細さえ出てないようですが、この種類の法案に個人的には断固反対します。