2011年6月20日

Chromebookと入国管理

Chromebookは海外旅行者には最適な製品であるかもしれない。というのも、最近、入国管理局(特に米国)によるPCの令状なしの捜査や、押収が横行しているから。(また、政府によりそれを容認する動きもテロ防止の口実を元に大きくなりつつある。)

Chromebookの場合、データがローカルにほとんど存在せず、クラウドに置いてあるデータに関しては令状なしの捜査は許可されないため、このような捜査で漏洩する情報は限られたものとなる。

もう一つ、重要な点として、入国管理局の捜査に関して、捜査を行うための相当な理由でさえ要件にしていない(つまり審査官の腹積もりで捜査ができる)ことの問題があるので、ローカルにデータを持って入国審査を通るのはクラウドに置いているよりもリスクが高い。そして、この捜査でPCからデータが抜き出されてそれがどのように扱われるかという点に関しても基準がないのが現状。

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